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【No.15:強敵】 | 【Side:快人】 |
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なんだかんだで協力してくれることになった学園の警備員、通称ジロさん。 内情を知る人が味方についたのはなんとも心強い。 良かった…これで、戦える! 快人「ところでジロさん、敵の大将っていうと誰になるの?」 |
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【No.16:打開案】 | 【Side:快人】 |
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ジロさんの話によると、敵の大ボスは学園長…男に厳しい困ったオバさんらしい。 これまでの情報だけでも、無計画で乗り込んで勝てる相手じゃなさそうだ。 快人「ん〜、よくわかんないけど、なんか手強い敵らしいね。どうにかできないもんなの?」 |
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【No.17:問題と勝算】 | 【Side:快人】 |
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難しいかと思われた状況から一転、なんとなく勝ちの目が出てきた。 今日来るっていう理事長をどうにかできれば、学園長を相手にするよりはなんとかなりそうな感じだ。 このタイミングの良さ…これはもう、神様が味方してくれてるとしか思えない。いけるっ! 健二「あのさぁジロさん、他にも何か問題あるんじゃないの?警備員がいるくらいだし、防犯設備だって色々あるよな絶対?」 |
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奥の手は『少年法』だ。 |
【No.18:備えあれば憂い】 | 【Side:快人】 |
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目指すべき場所は決まり、問題の洗い出しも終わった。あとはこれからどう動くかを決めるだけだ。
快人「参ったね…さっき聞いた感じだと、忍び込むのは簡単じゃなさそうだ。 どう見る健二?」 |
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そして――― | |
健二「お、オイやめようぜ快人!なぁオイ!な!?」 快人「う〜ん…なんかスースーするけど、これはこれで新たな何かに目覚めそうな予感が…。」 |
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二人の | |
ジロ「お、お前よく持ってたなこんなの…。その手の趣味まであんのか?」 快人「こんなこともあるかと思って、準備してみただけだよ。」 健二「どんだけ備えてんだよお前!この憂いありまくる備えはなんだよ!?」 快人「さぁ行くぞ健二…じゃない、行くわよ健子ちゃん♪」 |
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『女装潜入作戦』が始まる。 |
【No.19:ブツの入手元】 | 【Side:快人】 |
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作戦は決まった。その名もズバリ、『ドキッ!女装で潜入!女だらけの女子校大好き♪』。 健二に言ったら「後半お前の想いになってんじゃねーか」と突っ込まれたけど、細かいことは気にしない。 健二「あ、ところでよ快人、お前どんなツテ持ってんだ?一晩で愛桜の制服2着とか…」 |
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学園には鬼が棲んでいる。 |
【No.20:女装にドッキドキ】 | 【Side:快人】 |
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ホントはすぐにでも乗り込みたかった僕だけど、もう授業が開始してるだけに、どうにも目立っちゃうから昼休みまで待つよう、さっきジロさんに説得された。 昼休みには中庭で昼食する子もいるらしく、その流れに乗じて乗り込むのが一番安全っぽいとか。
快人「にしても…健二、意外とお前…女装似合うな。不覚にもドキッとしちゃったよ。」 |
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快人は無駄に完璧主義だった。 |
【No.21:違和感】 | 【Side:快人】 |
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カラーンコローン…♪ カラーンコローン…♪
そして、待ちに待った昼休みが訪れた。そう、機は熟したんだ。 快人「というわけで、早速行こ…あ、行くわよ健子ちゃん♪」 |
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『普通』なら行かない。 |