雑談

 

赤池「秋だな…。」
植田「ん?あぁ、秋だな。」
赤池「うまいもんの話、しようぜ!」
植田「…お前はホントいつも唐突だよな。まぁ「食欲の秋」ではあるけどさ。」
赤池「だってほら、よく言うじゃん?「スポーツの秋」って。」
植田「言葉としては間違っちゃないが使いどころは間違ってるぞ。食欲はどうした。」
赤池「はぁ?オイオイ、さっき食ったばっかだろ。お前はボケ老人か。」
植田「お前こそボケ老人か。数秒前の会話をよく思い出せ。」
赤池「え?うーん…あ、しようぜ!」
植田「そこだけ言うなよ。なんか妙な誤解を受けそうじゃないか。」
赤池「食欲の秋だけに。」
植田「何を食う気だよ。それじゃ「肉欲の秋」じゃないか。」
赤池「おっ、うまいこと言うね〜!あ、そうだ!うまいもんの話だよ!」
植田「やっと本題に戻ったか…。すぐ脱線するもんなお前。」
赤池「まあな。パンストもよく脱線して困るもん俺。」
植田「「伝線」な。間違ってる。何が間違ってるってパンストを愛用してるお前が。」
赤池「というわけで、しようぜ!うまいもんの話!」
植田「はぁ…OKわかったよ。で?お前のオススメはなんなんだよ?」
赤池「俺?こう見えて俺、結構乗馬とかうまいよ。」
植田「ちょっと待て。え、そういう話?だったらごめん、スポーツの秋かも…」
赤池「特に馬刺しね。」
植田「前言撤回。とりあえず「乗馬」は食わん。言葉の意味をよく考えろ。」
赤池「オイオイ、バカにするなよ。乗馬ってのは乗ることだろ?」
植田「知ってるじゃないか。知っててなんで馬刺しが出てくんだよ。」
赤池「脂が。」
植田「もはやお前じゃなくて親を叱る必要があるな。むしろお前は被害者かも。」
赤池「なに?謝れお前!俺の事はいい、だが母ちゃんの顔だけはバカにするな!」
植田「いや、顔の件には一切触れてないぞ。むしろお前が謝れよ。」
赤池「母ちゃんごめん。ぶっちゃけ毎日笑いが止まらない。」
植田「今度お前んち行ってもいいか?なんか死ぬほど気になるわお前の母ちゃん。」
赤池「か、母ちゃんが気になる…!?」
植田「いや、そういう意味じゃないから。いいから話を戻せよいい加減。」
赤池「まぁそんなわけでさ、秋って色々素晴らしいってことだよつまり。」
植田「どんなわけでだ。随分強引にまとめたな急に。」
赤池「素晴らしすぎて異名も多すぎじゃん。スポーツの秋とか…」
植田「あぁ、もう何度も言ったが食欲の秋とか…あとは…」
赤池「読書の秋…」
植田「行楽の秋…」
赤池「ほしのあき…」
植田「はいストーップ。いま明らかにおかしなのが一つ混じってたぞー。」
赤池「混じってない!あれは本物だって絶対!」
植田「いや、誰も乳の成分の話はしてないから。まぁ気持ちはわからんでもないが。」
赤池「で?結局お前はどの秋がいいわけよ?」
植田「はぁ?いつからそんなテーマに?うまいもんはどこいったよ?」
赤池「いつも心の中に。」
植田「無理矢理うまく締めようとするなよ。意味全然わかんないし。」
赤池「まぁいいから答えろよ。どのほしのがいいわけ?」
植田「いつの間にか「ほしの限定」になってる理由をまず教えてくれ。」
赤池「あきといえばほしの。俺にはそれしか考えられない。もしくは仙一。」
植田「もはや秋から完全に離れてるじゃないか。「ほしの繋がり」に移行してるし。」
赤池「とにかく!俺が結局何を言いたいのかというと!」
植田「いうと?」

赤池「飽きた。秋だけに。」
植田「うまくないぞ。」