人造人間タケシ

 

タケシの晩年
色々あったタケシは、それ以来恋愛に臆病になり、
恋をすることができなくなった。
だが時が経ち、ようやく傷が癒えた晩年、
ついに再び想いを寄せる女性ができたのだ!

タケシに残された時間はあとわずか。絶対に失敗は許されない。
そんなタケシはある日、愛しのサエ婆さんを公園に呼び出した。
最後こそ素敵なプロポーズで、彼女のハートをゲットするのだ!

タケシ「す、すまんのぉ。急に呼び出したりして。」
サエ「いやいや。で、どうしたんだい?」
タケシ「あ、うむ。その…ちょいと大事な話があってのぉ…。」
サエ「大事な話?う〜ん、なんなのかねぇ?」
タケシ「そ、それがのぉ…。」
サエ「ふむふむ。」
タケシ「サエ…ワシと、結婚してほしい。」
サエ「へ…?」
タケシ「ワシぁ、お前じゃないと…」
サエ「た、タケさん…。」

タケシ「イヤナンジャー!!」
サエ「えっ…☆」


謎1「青ナンジャー!」
サエ「えぇっ!?」

謎2「黄ナンジャー!」
サエ「ちょっ…えぇっ!?」

謎3「桃ナンジャー!」
サエ「な、なんなんじゃいお前さん達…!?」

謎4「LOVE涙色ナンジャー!」
サエ「ええぇっ!?」

タケシ「ワシら、五人あわせて…」
五人「イヤナンジャー!!」

サエ「・・・・・・・・。」


サエ「…ガクッ。(ショック死)」
タケシ「うわーん!!」

射止めるどころか射殺したのだ!
- 完 -