第二十八章

 

4-421:裏切〔14歳:LEVEL45〕
邪魔な盗子も追い出し、さぁこれから…ってな状況になった。よし、やるか。
勇者「ふむ…ではお前が大魔王とやれ。俺がやる前に、少しでも消耗させろよな。」
マジーン「オーケー…って、俺がやられるの前提かよ!?信用無ぇなオイ!」
勇者「当然だろう?自分の役割をわきまえん奴は脇役失格だぞ、このヤラれ役め。」
マジーン「くっ…! ま、因縁もあるし…その方が俺としても、助かるんだがな。」
大魔王「ふ〜ん、キミが相手なんだ…。まぁいいや、遠慮なく殺させてもらうね〜。」
マジーン「ハハハ!殺せるもんなら…ぜひ頼むわ!」
ガキィーーン!
夜玄「おやおや、まさか私をお選びとは…。私の予見とは、少々違いますねぇ。」
勇者「む…? ハッハッハ!よーく…わかってるじゃないか!」
ガキィーーン!
大魔王「なっ、二人がかり…!?」
勇者「その通りだぁ!!」
夜玄「…いいえ、もう一人いますよ。」
勇者「なっ…!?」
ズバシュッ!(斬)

大魔王「ぐはぁっ!?
なぜか大魔王が斬られた。

 

4-422:敵地〔14歳:LEVEL45〕
驚いたことに、突如大魔王を裏切った裏切り執事。よくわからんがこれは追い風だ。
大魔王「うぐぅ…! ま、参ったなぁ…ここにきて、こんな裏切りが…あるとはね…。」
夜玄「裏切り者とは失敬な。私は最初から忠実なるしもべですよ、「天帝」の…ね。」
勇者「チッ、もう何がなんだかわからん!わかりやすく一息で説明しやがれ!」
夜玄「今日この日の危機を予知した私に先々代天帝は命じました「未来を守れ」と。」
大魔王「それでスパイか…。随分とまた気の長い…そして残酷な作戦だねぇ。」
夜玄「…大義のためには犠牲はつきものです。洗馬巣さんも…理解の上でしたよ。」
勇者「いや、アイツほど惜しくない命は他に無いだろ。 まぁ無職はまだ若かっ…」

無職「そうです!まだまだ人生、これからですよ!!」
なんと!無職は生きていた。
勇者「なっ…!?バカな、確かに脈は止まっていたはず…!」
無職「えと、「何でも働かなくする能力」で…敵を騙すにはまず味方…ゴメンです!」
勇者「フッ、何を謝る?騙される奴が悪いんだ、貴様の仲間とやらが雑魚なんだ。」
無職「あ、え…あれれっ!?」
無職は未だアウェイだった。

 

4-423:戦力〔14歳:LEVEL45〕
なにやら無職は、執事の作戦に合わせ死んだフリしていたらしい。紛らわしい奴め。
だがこれで、厳しいと思ってた戦況が一気にコチラ側に傾いた。勝てるやもしれん。
勇者「フ…フハハハ!素敵な展開じゃないか!これで…3対1だな、大魔王!」
無職「へ?いや、ワチを入れれば4人…」
勇者「3対1だな、大魔王!!」
無職「なんですそのさりげない戦力外通告!?」
大魔王「ハァ〜…参ったね。五百年前もだけど、うまくいかないもんだねぇ何かと。」
マジーン「へぇ、お前でも弱気になることあんだなぁ。」
大魔王「でも、何が一番参ったって…キミらの甘すぎる考えに、心底参ったよ。」
勇者「あ゛?貴様、何が言いたい?」

大魔王「キミらごときがたった4人で、この僕に勝てるとでも…思ってるの?」
さすがの勇者もゾクッときた。

 

4-424:開戦〔14歳:LEVEL45〕
絶対的なピンチでありながら、負ける気は無さそうな感じの大魔王。
ハッタリか…?いや、そうは見えない。それだけの自信があるということだろう。
勇者「ところで占い師、お前の予知じゃどっちが勝つことになってやがる?」
夜玄「この戦いは渦巻く邪気が多すぎる…。もはや私にも、結末は見切れません。」
勇者「使えんな…まぁいい。じゃあ行くぞお前達!敵は一人だが気を抜くなよ!?」
夜玄「もちろんです。亡き主の名にかけて、全力で彼を葬ります。」
マジーン「まぁ安心しろや、そんな余裕かませる程の自信も無ぇしなぁ。」
無職「えと、その「達」にワチは入ってるです…?」
勇者「さーて、じゃあ見せてもらおうか…貴様の、実力とやらをな。」
大魔王「オッケ〜。最期の願いくらい、聞いてあげるよ。」

ジャキィーーン!!
最初の脱落者は誰だ。

 

4-425:興味〔14歳:LEVEL45〕
そんな頃、もう一つの最強決定戦は…?
〜タケブ大陸:ショムジ遺跡〜
ドッガァアアアアアン!!
帝雅「ハァ、ハァ…やはり、さすがだな。だが、それでこそ我が宿敵に相応しい。」
父「貴様もな。片腕でそこまでやられると、父さんちょっと立場が無いぞ。」
帝雅「フン、ほざくな。まだ…本気ではないのだろう?」
父「解樹が死んでも呪いが解けんでなぁ。真面目にやると、副作用がスゴいんだ。」
帝雅「やれやれ甘く見られたものだ。そのような手抜きでこの私が倒せるとでも?」
父「フッ、多くは望まんさ。勇者が大魔王を討つまでの時間さえ、稼げればいい。」
帝雅「随分と息子を信頼しているようだが…なぜだね?」
父「む?おかしなことを聞く。血を分けた我が子を、信じる理由が必要なのか?」
帝雅「ハハッ、単なる親のひいき目か、あるいは…。面白い、私も興味が沸いた。」
父「…えぇっ!?そんな趣味が!?」
帝雅「無いわ!!」
父「そうとわかれば、なおのこと放ってはおけん…。アレは、私のだ!!」
違うと思います。

 

4-426:二指〔14歳:LEVEL45〕
それから、父と帝雅の戦いは熾烈を極めた感じになっていった。
だがその均衡を崩すべく、帝雅軍の雑魚どもが駆けつけたのだった。

が――――
敵兵A「うぎゃああああああ!!
敵兵B「ぎょへぇえええええ!!
父「ハッハー!その程度の腕前でこの父さんに挑もうとは傍ら痛し!超痛し!」
敵兵C「な、なんて男だ…!噂には聞いていたが、あまりにも想定外…!」
敵兵D「ああ…。しかも、攻撃の大半が「カンチョー」とは…!」
父「おっと、ナメてもらっては困る。「デコピン」もあるぞ?」
帝雅「キミこそナメてもらっては困るのだが。」
父「彼らでは疲れさせることもできんよ。肛門を無駄に痛めるだけだ。」
帝雅「…確かに、そのようだな。ならば、最終手段に打って出るのみ!」
父「ほほぉ、最終手段か…いいだろう、ジャン!」
帝雅「ケ…違う!!」
完全に父のペースだった。

 

4-427:迷案〔14歳:LEVEL45〕
父の勢いに押され、煙に撒かれまくる帝雅。
だが途中でなんとか冷静さを取り戻した。
帝雅「さて…もう死んでくれるかな凱空君?これ以上は心が疲れてたまらない。」
父「悪いがそれは無理だ。父さん、死ぬときは勇者の腕の中だと決めてるんだ。」
帝雅「フン、そう余裕でいられるのも今のうちだ。さぁ見るがいい!我が」
父「真の姿を!!とか言いつつ、おもむろに変身するのだけはヤメてほしい。」
帝雅「真の…なんだとぉおおおおお!?」
父「その手の展開はもう飽き飽きなんだ。もっと斬新な展開を望むぞ。」
帝雅「た、例えば…?」
父「そうだなぁ…「さぁ見るがいい!我が健康的な五臓六腑を!!」みたいな?」
帝雅「死ぬわ!!なぜ意気揚々と切腹せねばならんのだ!?」
父「実は父さん、もう飽きてしまってな。お前と争うのとか結構どうでもいいんだ。」
帝雅「なっ…!?あ、飽きた…だと…!?」
父「そうだ!この際どうだろう、敵を通り越して親友になってみないか?」
帝雅「き…貴様ぁああああああああああ!!」
父「一緒に行こうじゃないか、エロスなお店に。」
帝雅「…ふ、フザけるなっ!!」
一瞬の間が気になった。

 

4-428:過去〔14歳:LEVEL45〕
いきなり飽きたとか言い出したかと思えば和解案まで飛び出した。
そんな勇者父の突飛な提案に、帝雅は怒り狂ったのだった。
帝雅「おのれ…!ここまで…ここまで愚弄されるとは…!」
父「なんだ不満か?同じ強さを持つ者同士しか、わかり合えないこともあるだろう?」
帝雅「急に何を言い出すかと思えば…。忘れたのかね?我々の間には様々な…」
父「終は…もういないんだ。」
帝雅「ッ!!」
父「全ては過ぎ去ったことだ。囚われるのはもうヤメにしようじゃないか、帝雅よ。」
帝雅「…フッ、まさかそんな考え方が…あったとはな…。」
父「おぉ!わかってくれたのか!」
帝雅「ああ…話すだけ、無駄だということがね。」

ドスッ!(刺)
帝雅の剣が父の腹部を突き刺した。

だが、その姿は霞んで消えた。
父「フッ、残像だ。」
帝雅「なっ!?バカな…だが確かに手ごたえが…!」
父「ああ。刺されてから動いたしな…ぐふっ。」
帝雅「じゃあ残像の意味は!?」
父「どうやら、親友は無理のようだな…。ならばまずは、「友達」から始めようか。」
そういう問題じゃないが。

 

4-429:理由〔14歳:LEVEL45〕
帝雅にスパッと断られたのに、全然めげる気配の無い父。
当初の趣旨からズレまくってるが大丈夫か。
帝雅「くだらん冗談は、いい加減ヤメてもらいた…いや、作戦か?作戦なのか?」
父「まぁいい。殴り合って芽生える友情というものもある。」
帝雅「違うのか…。 闘う理由が無いとダメなのか?憎む理由が必要なのかね?」
父「ま、そうなるな。特に理由が無いのなら、足止めさえできればそれでいいのだ。」
帝雅「ハァ、そうかね…フハ…フハハハハ! ならば…くれてやろう。」
帝雅は凄まじい速さで突進した。
ガキィイイン!(受)
父「ぬぅ…!なんて力だ…!」
帝雅「皇子がなぜ死んだか…誰に殺されたか!貴様は知っているかぁ!?」
父「ッ!!? 確か春菜が裏で糸を引いて…ハッ!まさか…!」
帝雅「そう!貴様の旧友、春菜という女だぁ!!」
父「おぉっ!?お、おぉ…。いや、てっきり「実は私だったのだ」的展開かと…。」
帝雅「酷い女だった。嫉妬心に駆られ、皇子を…そして多くの民を殺した極悪人!」
父「春菜はそんな女じゃない!きっと誰か悪い奴に、騙されていたに違いない!」
帝雅「もしそうだったとしたら、どうするかね?彼女を悪に染めた者がいたとしたら?」
父「む?そんなの決まってる。柄にもなく修羅と化し、ボッコボコにしてやるさ。」
帝雅「フッ、そうか…やっとできたな、闘う理由が。」

父「…ん?」
ちっとも通じてなかった。

 

4-430:火油〔14歳:LEVEL45〕
衝撃の真実を軽く遠回しに説明したせいで、見事に通じなかった帝雅。
仕方なく時間をかけて説明したのだった。
帝雅「と、いうわけなのだ!わかるかね?私が、彼女に吹き込んだのだよ!」
父「ふむ…すまん、もう一回説明してくれ。春菜の名が出てきたあたりから。」
帝雅「のっけからじゃないか!この数分間が骨折り損にも程があるじゃないか!」
父「つまり、お前がそそのかしたせいで春菜は帝都を襲ったというのか?」
帝雅「わかってたんじゃないか!ああそうさ、全ては私が仕組んだのだよ!」
父「いやいや、ちょっと待て。え、お前…皇子を愛していたんじゃなかったのか…?」
帝雅「あ゛ぁ?もちろん愛していたさ!気が狂う程に愛していたさ! 私はなぁ!!」
父「お、お前まさか…プッ、おま…フラれ…ププッ! …大変だったんだな。」
帝雅「殺すっ!!」
帝雅はハートに500のダメージ。

 

4-431:愛情〔14歳:LEVEL45〕
火に油を注ぐ父のせいで、帝雅の怒りはとどまることを知らなかった。
帝雅「なぜだ、なぜなんだ!?終様、皇子、塔子…私の愛は、なぜ奪われる!?」
父「なっ、奪われたのか!?それは酷い奴もいたもんだ!けしからん!」
帝雅「ど…どの口でほざく!?もうなんなんだ貴様は!?」
父「お?」
帝雅「親子二代に渡って私の愛を奪う貴様らは、絶対に許せぬ忌むべき存在!」
父「お…?」
帝雅「だから殺すのだ。私から愛を奪った者、私を愛さなかった者…全てをなぁ!」
父「よくわからんが…皇子がお前と愛し合った末に、盗子が生まれたのでは?」
帝雅「…出会いは、帝都を滅ぼすべく下見に行った時…一目惚れだったよ。」
父「まぁ確かに可愛い顔はしてたしな。好きになっちゃうのもわからんでもないが。」
帝雅「口説いたさ!必死になぁ!だが、彼女の心の中には、常に他の男がいた!」
父「なっ…!」
帝雅「そうだ!!」

父「ちっさいオッサン的な!?」
帝雅「比喩だよ比喩!!」
皇子も可哀相だった。

 

4-432:逆転〔14歳:LEVEL45〕
父の理解力の無さに挫けつつも、なんとか頑張って続ける帝雅さんだった。
帝雅「私は時間をかけ、何度もアタックした。だが彼女が心を開くことは無かった。」
父「そのしつこさは昔からだったんだな、お前…。」
帝雅「だがさすがの私にも限界がきた。だから私は…最後の手段に出たのだよ。」
父「ッ!! まさか、貴様…!」
帝雅「そう…私は寝室に忍び込んだ。そして寝ている間に、奪ってやったのだよ!」
父「なっ!?くっ、なんと卑劣な…!」
帝雅「彼女の可憐な、唇をなぁああああああああああああ!!」
父「…お?」
帝雅「む…?ハッハッハ!衝撃のあまり声も出ないらしい。まぁ無理もないがね。」
父「え…いや、ちょっと待とうか帝雅さん。え?唇…を?あ、比喩的な意味で?」
帝雅「何をわけのわからんことを…。言葉通りの意味だよ、混乱しているのかね?」
父「えっと、じゃあ盗子は…どうやって…?」
帝雅「ハァ…キミはそこまで無知なのかね?コウノトリが運んで来たに決まっ」
父「乙女か!基本ボケキャラの私が思わず突っ込んじゃう程に天然か貴様!?」
帝雅「ハァ?まったく、またわけのわからぬことを…。」
父「うぐっ…!」
なんと!立場が逆転した。

 

4-433:神子〔14歳:LEVEL45〕
帝雅のまさかのキャラに、状況は一転。
珍しく父が動揺する展開になってさぁこれからどうなる。
父「ふむ…ちょ、ちょっと待ってくれ。あ、そうか!その日を境にもっと色々と…」
帝雅「その晩を最後に、彼女の姿は見ていない。愛情は憎しみに変わったのだ。」
父「違ったのか…。」
帝雅「まぁさすがに自分で手を汚すのはためらわれ…人に任せたわけだがね。」
父「くっ、最低な男だな…。自分を愛さなかったからというだけで…それだけで…!」
帝雅「だが塔子はまだ間に合う!遺伝子を受け継ぎし愛娘…必ずわかり合える!」
父「いや、受け継いでないと思うんだが…。」
帝雅「今はまだ混乱しているようだが、いずれ私を…父を愛するようになるだろう。」
父(ん、待てよ?ならば盗子の父は…?そういえば、皇子は生涯独身を貫いたと…)
帝雅「この前はつい喧嘩別れしてしまった。早く仲直りせねばなるまいな。」
父(父親も無しに出産…まさかあの子は、「神の子」だとでもいうのか、皇子よ…!)
まったくピンと来ないが。

 

4-434:恨晴〔14歳:LEVEL45〕
といった感じで、人外の疑惑が飛び出した盗子は…?
〜大魔王城:謎の部屋〜
盗子「ハァ、ハァ、なんとか生きて着地できたのはいいけど…」
声A「どこだ小娘ぇ!?捜せぇーー!捜して八つ裂きにしろーー!」
盗子「こ、殺される!見つかったら殺される…って、何だろこの部屋…?」
声「ぬっ?き、キミは…チッ、年増ではないか。どうやって僕の部屋へ?」
巨大なモニターにナンダの姿が現れた。
盗子「うわっ、ロリコンだ!死してなお幼女の敵の人だ!」
ナンダ「失敬な!手などは出さん、舐め回すように生暖かく見守っているだけだ!」
盗子「それが怖いんだよ!全然正当化できる行いじゃないからね!?」
ナンダ「ところで、何の用かね?今はこんな所で遊んでいる場合じゃないだろう?」
盗子「単に迷子だよ!って、そういやアンタには、機械で操られた恨みが…!」
ナンダ「ちょっ、ま、待ちたまえ。ここで暴れられたら僕の「マスター・サーバー」と…」
盗子「う゛っ…いくら敵とはいえ、存在消しちゃうのはさすがに」

ナンダ「秘蔵の「ロリ画像サーバー」が…!!」
盗子は派手に暴れた。

 

4-435:野望〔14歳:LEVEL45〕
世の幼女を守るべく、盗子はナンダを討ったのだった。
盗子「ゼェ、ゼェ、やっちゃった…つい勢いで、やっちゃったよ…。」
ナンダ「(ガガッ)…くっ、ここまでか…(ガガガッ)…僕の…野望も…。」
盗子「なんか…ゴメンね?なにも壊すことはなかったかも…。」
ナンダ「世界中のロリっ娘を操り、僕だけのドリームランドを建設するという壮大な」
盗子「アタシ、ある意味世界を救った気がする。(キリッ)」
ナンダ「フ…フフフ…だが心するがいい。僕が消えても、いずれ第二第三の僕が」
盗子「既にたくさんいそうだから怖いんだよそのジャンル!滅んでよマジで!」
ナンダ「口惜しいな…(ガガガッ)。一度でいいから、幼女と…結婚を…。」
盗子「でも確実に数年で離婚するよね!?いずれロリじゃなくなるし!」
ナンダ「…かつて契りを結びかけた縁だ、一つだけ…(ガガッ)…教えてあげよう。」
盗子「え…?」
ナンダ「(ガガッ)…この城に今…一人だけ、可能性を秘めたロリっ娘(ガンッ!)」
ナンダの野望は潰えた。

 

第二十九章