第十三章

 

4-196:名案〔14歳:LEVEL40〕
その頃、戦仕達の戦いは―――
ドッゴォオオオオオオオオオオン!(壊)
ロリコング「ウホォ…ホァアアアアッ…!!
土男流「ろ、ロリコちゃーーん!風穴開いたくらいで死んじゃダメなんだー!」
苦怨「ぐっ…ま、まさか…ここまで手当たり次第とは…!」
忍美「うわーん!苦怨様苦怨様ー!しのみんをおいて逝かないでほしいのだー!」
破壊神「うぉあああああああああああああああああ!!」
戦仕「チッ、雷撃まで効かねぇとか…もうお手上げぜよ…!」
ロリコング「ウ…ウホホ…ホ……(ガクッ)」
土男流「ダメなんだロリコちゃん!コイルが飛び出たくらいで死んじゃダメだー!」
忍美「く、苦怨様だって!苦怨様だってもし内臓が出てもピンピンしてるのだっ!」
苦怨「いや、そんな化け物扱いはちょっと…。」
破壊神「もう全員死ねぇえええ!死にやがれぇええええええ!!」
戦仕「…ふぅ、じゃあ…試しにやってみるかよ。たった今、いい手が浮かんだぜよ。」
勇者なら苦怨を殺すが。

 

4-197:邪魔〔14歳:LEVEL40〕
本領を発揮した破壊神は、最初のキャラを忘れた勢いでハッスルしていた。
だが戦仕は戦仕で何か思いついたらしい。
戦仕「さぁいくぜ!ここらでオイラの大作戦を見せてやるぜよ!覚悟しなっ!」
破壊神「黙れよバカ野郎がぁあああああああああああ!!」
戦仕「フッ、甘ぇな!こう見えてオイラ、学院塾でも成績は良かった方ぜよ!」
ロリコング「ウ…ウホ…ホ……(ガクッ)」
土男流「ダメなんだロリコちゃん!首が落ちたくらいで死んじゃダメだー!」
忍美「というかまだ壊れてなかったんかいって感じなのだ!しつっこいのだ!」
破壊神「ブチ壊す!!テメェら全員ブチ殺して、世界をブチ壊してやるぅううう!!」
苦怨「くっ、私はなんてモノを…!」
ロリコング「ウ…ウ…ホ……(ガクッ)」
土男流「ロリコちゃーーーん!!」
破壊神「くたばれぇええええええええええ!!」
戦仕「うぉおおおお!邪魔くせぇえええええええ!!」
ドッガァアアアアアアン!!(殴)
戦仕、会心の一撃!

ロリータ・コングは大破した。

 

4-198:成績〔14歳:LEVEL40〕
破壊神の前にまずロリコングを破壊した戦仕。
だが気持ちはわからないでもなかった。
土男流「うわーん!酷いんだー!ロリコちゃんがー!ロリコちゃんがぁー!」
戦仕「す、すまねぇ…つい…。」
土男流「「つい」で済ませていいのは師匠だけなんだー!あれは特権なんだー!」
戦仕「だがまぁ、次こそはアイツをやったるぜ。ギャーギャーうるせぇしなぁ。」
苦怨「ま、待ちなさい!闇雲に突進しても、返り討ちに遭うだけ…!」
戦仕「うぉおおおおおおおおおおおおぉ!!」
破壊神「フハハハ!バカが、何度やっても「磁界師」である俺様に」
戦仕「届く一撃も、あるんぜよっ!!」
戦仕、会心の一撃!
今度こそ破壊神に大ダメージを与えた。
破壊神「グホッ、グハァ! な…なんだ…とぉ…!?ぶはっ!!
戦仕「フン、言ったろ?オイラ、塾での成績は良かったってよぉ。」
苦怨「そ、そうか…その手に巻きつけたロボの残骸…電撃…そういうことか!」
戦仕「そう、「電磁石」…コイツの力で磁界を歪め、オメェの力は相殺したんぜよ!」
破壊神「ば、バカな…!この俺様の斥力が…テメェみてぇなクソガキに…!」
戦仕「さぁ、こっからは我慢勝負だ!どっちが先にくたばるか…賭けようぜぇ!」
だから勇者なら苦怨を(以下略)

 

4-199:対抗〔14歳:LEVEL40〕
戦仕の意外な頭脳プレーにより、なんと互角の展開へともつれこんだ。
さぁ生き残るのはどっちだ。
破壊神「勝つのは俺様だぁああああああ!!」
戦仕「いいや、オイラだっ!!」
土男流「違うぜ私なんだー!」
忍美「じゃ、じゃあしのみんなのだ!」
苦怨「え…これ乗らなきゃダメ…?」
破壊神「食らえぇえええええ!「大破壊反撃掌」!!」
戦仕「テメェこそ食らえよ!必殺「超電磁崩拳」!!」
双方は大ダメージを受けた。
土男流「というか、アンタいい加減諦めるんだ!そうすれば霊は消えるんだー!」
苦怨「…実は先程から試しているのですが、どうやら…制御が効かないようです。」
土男流「うぉー!とんだ役立たずだぜー!」
苦怨「くっ…!」
忍美「ち、違うのだ!役立たずっぷりならしのみんだって負けてないのだ!」
苦怨「忍美、それ…フォロー…?」
苦怨も心に大ダメージを受けた。

 

4-200:身代〔14歳:LEVEL40〕
それぞれが色々とダメージを受けつつ、戦仕達の戦いはまだ続く。
破壊神「死ぬのはテメェだぁああああああ!!」
戦仕「いいや、オメェだっ!!」
忍美「じゃ、じゃあしのみんなのだ!」
苦怨「いや、それは違うよ忍美…。」
破壊神「じゃあテメェが死ねや小娘ぇえええええええ!!」
忍美「えぇーー!?だ、大失敗なのだ!口は災いの元とはこのことなのだ!」
苦怨「マズい…あんなの食らったら…!チッ、仕方ない…!」
破壊神の攻撃。
苦怨は忍美をかばった。

それをまた戦仕がかばった。
戦仕「ぐはぁああああああ!!
苦怨「な…なぜかばった!?僕が死ねば破壊神も消えたのに…!」
戦仕「…ヘッ、そんな勝ち方じゃ死んだお師さんに…キレられるぜよ。」
破壊神「ヘハハハッ!死んだなテメェ!その傷じゃあもう助からねぇよぉおお!!」
戦仕「ゼェ、ゼェ、かもなぁ…だったら次が、最期の一撃ぜよ!!」
戦仕の暑苦しさは頂点に達した。

 

4-201:見場〔14歳:LEVEL40〕
そして最大の見せ場が到来した感じなので頑張れ戦仕。
戦仕「なぁアンタ、盗子サンに会ったらよ…言っといてほしいことがあるんぜよ。」
土男流「オーケーわかったんだ!なんでも伝えるから言ってくれー!」
破壊神「よそ見してんじゃねぇよクソガキがぁあああ!ブッ殺ぉおおおおおす!!」
戦仕「ヘッ、しつけぇ奴は嫌われるぜ!?そろそろ大人しく死んでろよ!!」
土男流「うけたまわったぜーー!」
戦仕「いや違っ…!」
破壊神「これぞ俺様の最終奥義!食らえぇええええ必殺「超絶破防砲」!!」
戦仕「迎え撃つぜ渾身の一撃…「雷・帝・七・武・神」!うぉおおおおおおお!!」
ズガガガァアアアアアアアアアアン!!(轟音)
戦仕、会心の一撃!
破壊神の偽魂を打ち砕いた!
破壊神「ぐぁあああああああああああああああ!!
土男流「うぉー!やったぜ勝ったぜぇー!」
破壊神「お、おのれ…!おのれぇえええええええええええええええええ!!」
ヒュゥウウウ…(消)
戦仕は引き分けなかった。
宿敵とは違った。

 

4-202:燃尽〔14歳:LEVEL40〕
戦仕の会心の必殺技が炸裂し、破壊神は偽魂を砕かれた。
だが命を燃やすように闘った戦仕は―――
忍美「わ…わーい!勝ったのだ勝ったのだ…って、ハッ!違うのだ負けたのだ!」
苦怨「な、なんて人だ…。まさか一人で、古代神を打ち破るとは…。負けたよ。」
戦仕「ぐふっ、ち、チクショウ!腹が…」
土男流「う、動いちゃだめなんだ!その傷じゃ…!」

戦仕「減ったぜよ…。」
一同「ええぇっ!?」
戦仕は燃え残った

…かに見えた。
〜数分後〜
戦仕「・・・・・・・・。」
土男流「うぉー!お、起きるんだ戦仕さん!死んじゃダメだ…息するんだー!!」
苦怨「ま、待て!どういうことだ!?その二人はともかく、なぜ僕らまで…!?」
忍美「怖いのだ苦怨様ー!死にたくないのだー!」

夜玄「アナタのこの先…見えてしまったのですよ。未来無き者には、死を。」
自分で殺すくせに酷い。

 

4-203:存在〔14歳:LEVEL40〕
破壊神を倒したかと思えば、今度は夜玄が現れてさぁ大変。
戦仕は倒れ、その矛先は苦怨に向けられていた。
苦怨「粛清…ですか?確かに破壊神は敗れましたが、まだ僕は…!」
夜玄「最強のしもべを失った今、次はありません。それにアナタは…甘すぎる。」
忍美「そんなことはないのだ!苦怨様のお仕置きはたまに涙が出るのだ!」
苦怨「いや、だからそれフォロー…?」
夜玄「その娘が、アナタを弱くしている。必要の無い存在をなぜ守るのですか?」
苦怨「忍美は…確かに困った子です。時々ウザッ…毎日それなりにウザッたい。」
忍美「本人の前であんまりな発言なのだ!泣いていいなら号泣するのだ!」
苦怨「僕は、「霊媒師」名家の分家の身…影の中の影の存在として、生きてきた。」
夜玄「そんな小さき自分を慕ってくれる…心の支えということですか。」
忍美「違うのだ!支えられてるのはしのみんなのだ!一人ぼっちのしのみんを…」
苦怨「…ま、どう思うかはお任せしましょう。所詮、他人は他人で自分じゃない。」
夜玄「そうですか…では、死んでください。」
苦怨「弱き者が支え合うことで生まれる力…甘く見ていると、アナタが死にますよ?」
だが忍美は邪魔な気が。

 

4-204:自爆〔14歳:LEVEL40〕
そんなこんなで始まった仲間割れ。
ここで潰し合ってくれれば世の中的には万々歳だ。
苦怨「さて…あ、ところで夜玄さん、アナタは全ての未来を見通しているのですか?」
夜玄「いいえ。全てが見えるほど万能ではありません。あくまで断片的に、です。」
苦怨「そうですか…それを聞いて安心しました。ならば、賭ける価値はある!!」
ピカァアアアアア!(光)
なんと!再び破壊神が現れた。
夜玄「なっ…バカな、破壊神の偽魂は壊されたはず…!」
苦怨「フッ、偽魂が無くとも呼べる…究極の裏技があるのです。成功して良かった。」
忍美「も…もしかしてそれ、「自爆交霊」!?ダメなのだ死んじゃうのだ苦怨様!」
夜玄「命と引き換えに、記憶の内に住むあらゆる死者を呼び出す奥義…ですか。」
苦怨「フッ…。えっと、土男流さん…でしたか。すみませんが忍美を、頼めますか?」
土男流「オーケー任せてくれ!ぶっちゃけ邪魔臭いけど引き受けたぜー!」
忍美「イヤなのだしのみんを見捨てないでほしいのだ!いい子に…するから…!」
苦怨「…ありがとう、忍美。色々面倒もありましたが、お前には随分救われました。」
忍美「く…苦怨様ぁ…!」
苦怨「さぁ行ってください。これ以上危険な目に…う〜ん…いや、正直邪魔です。」
最期に本音が出た。

 

4-205:効力〔14歳:LEVEL40〕
苦怨と夜玄の潰し合いで、片方は消えそうな予感。
だが、潰し合っているのは敵だけではなかったわけで。
〜帝城15階:閑散の間〜
勇者「ぐぉ…こ…この俺……が………。」
バタッ(倒)
解樹「はぁ〜…容赦ねぇな〜。まさかここまで手加減無しとは思わなかったわ。」
父「油断してたらやられていたさ。我が子ながら素晴らしい才能だ。父さん嬉しい。」
解樹「さて…んじゃ、トドメ刺そうか。俺のお目当ては中の「断末魔」なんでねぇ。」
父「…すまんな。」
ドスッ!(刺)
父は矛を突き刺した。

解樹の胸を貫いた。
解樹「お…おおぉ…!?ぐふぁ!! な、なんだよ…コレ…?」
父「この矛は「三つ首の矛」という。自慢の武器だぞ?」
解樹「いや、そういう意味じゃなく…。」
父「新たに受けた呪い「生真面目」には、別に私を操る効力は無いだろう?」
解樹「なっ…オイオイ、ここまで真面目に言うこと聞いといて…そりゃねぇだろ…。」
父「勇者を止めるのに「シリアス限界」は邪魔だったんでな、利用させてもらった。」
解樹「勇者を…止める?なんでそんなことすんだよ…?」
父「私に負けるようでは大魔王には勝てまい。真面目に闘い、見極めたかった。」
解樹「チッ、マジかよ…ナメやがって…。じゃあ解くよ「生真面目」…。」
父「それは本気で勘弁してくれ。これから活躍する身としてわっしょーーい!!」
父は元に戻った。

 

4-206:結論〔14歳:LEVEL40〕
なんと、利用されていると見せかけて逆に利用していた父。
見事な作戦勝ちだったが、多分これから先は無理そうだ。
父「く、くっそぅ!これからという時にまた楽しいお人柄に…!ファンタスティック!」
解樹「ハハッ…やっぱアンタにゃ、それがお似合いだわ…。死ぬまでやってろ…。」
父「…ま、お前の置き土産として受け取っておこう。愛着も無いでもないしなぁ。」
解樹「フッ、敵わねぇなオイ…。「呪い」に愛着かよ…立場ねぇわ…。」
父「すまんなぁ解樹、お前の研究熱心さは嫌いじゃなかったんだが、刺しちゃった♪」
解樹「刺しちゃった♪じゃねぇよ痛ぇ…ま、いいわ。知りてぇことは知っちまったし。」
父「なっ…いつの間に父さんのスリーサイズを!?」
解樹「知りたかねーよ!いやさ、結局…「断末魔」も人には勝てねぇんだなってさ。」
父「そう、人は強いのだ。呪いのような負の力に、人は負けたりはしない…よね?」
解樹「聞かれてもな…。 ハァ、なんだったろうなぁ俺の人生…やれやれだわ…。」
父「安らかに眠れ解樹。次に生まれる時には、できればボインの女の子で頼む。」
解樹「台無しだ…呪うぞアンタ…。 ま、めんどくせぇし…ヤメとく…がな…(ガクッ)」
父「…ふぅ、さて…行くかな。」
父はスキップで去っていった。

 

4-207:逃走〔14歳:LEVEL40〕
父に倒され、勇者がおねんねしている頃、暗殺美達は―――
〜帝城7階:廊下〜
商南「ハァ、ハァ、な、なんやねんアイツ!?ホンマなんやねん!?」
暗殺美「う、うっさいさ!騒ぐ余裕があるならさっさと逃げろさ殺されるさ!」
商南「って、そーいや上ぇ逃げたら結局敵に会うんちゃうか!?」
暗殺美「そこは「とりあえず後回し」の精神でいくのさ!夏休みの宿題の要領さ!」
商南「それヤバいことになんのわかってるやん!でも確かに、あんなの相手じゃ…」
暗殺美「言うなさっ!」
商南「いくらいきなりゆーても、なんで…なんであのオロチが、一撃やねん!?」

帝雅「楽しいかね、鬼ごっこは?私は…とても嫌いだが。」
楽しめるのは姫くらいだ。

 

4-208:度胸〔14歳:LEVEL40〕
あのオロチをも凌ぐらしい実力を持つっぽい盗子父。
暗殺美と商南もそろそろバイバイのお時間か。
暗殺美「やれやれ参ったさ。一難去ってまた一難とか面倒なのはヤメてほしいさ。」
商南「しかも強い上に残虐で冷酷とか最低やな。自分の仲間を情け容赦無く…。」
帝雅「別に仲間ではない。強き者はいつか障害になる、いい機会だったものでね。」
商南「この鬼め…!親の顔が見てみたいわ。」
暗殺美「いるならついでに子供の顔も見てみたいさ。」
帝雅「子供か…それは私も見てみたいな。我が愛しき愛娘、塔子の顔を。」
暗殺美「訂正するさ、見たくもないさ。 って、え!?アンタあの盗子の親かさ!?」
商南「と、盗子…アイツ天帝だけやなくなんちゅー血ぃまで引いてんねん…。」
帝雅「なに…?キミ達は娘を…塔子を知っているのかね?あの子は今どこに!?」
暗殺美「…儚い、最期だったさ。」
帝雅「なっ…!?」
暗殺美「みたいな扱いを受けながら、きっとどこかでしぶとく生きてるさ。」
商南「いや、この状況でアンタ…ええ度胸やな…。」
暗殺美「ビビッたら負けさ。コイツを放っておいたら、賢二君にも危険かもなのさ。」
商南「ま、しゃーないな…ほな行くでぇ!」
暗殺美「モチさっ!」
二人はボコボコにされた。

 

4-209:架橋〔14歳:LEVEL40〕
勇ましくも帝雅に挑んだ二人だったが、あっさり返り討ちにあった。
既にオロチ戦で限界だったのに無茶するからだ。
商南「イタタ…アイタタタ…。自分の娘の仲間をよくもまぁこないコテンパンに…。」
暗殺美「でも…本気じゃないから生きてるとも言えるさ…うぐっ。」
帝雅「安心したまえ、殺しはしない。キミ達には塔子と私の架け橋となってもらう。」
暗殺美「架け橋もなにも私らも居場所は知らないさ。まずは勝手に捜してこいさ。」
帝雅「捜したさ、つい先程まで世界中駆けずり回ってな。だが見つからなかった。」
暗殺美「大魔王の家臣の割に主人そっちのけで娘捜しとかいいご身分な奴さ。」
帝雅「私は別に家臣ではない。塔子を手に入れた後は、邪魔なら奴も始末しよう。」
暗殺美「フン、言うだけならタダなのさ。偉そうに言ったってどうせ…」
帝雅「…お前、少しうるさいな。」
ピカァ!(光)
痛恨の一撃!
暗殺美は胸を貫かれた。
暗殺美「ガハッ…!
商南「あ…暗殺美ぃ!ちょっ、しっかりしぃや!なぁ!? おのれぇブッ殺…!」
帝雅「架け橋は二人も要らぬ。邪魔な方は、死ね。」
商南は悩んでいる。

 

4-210:墜落〔14歳:LEVEL40〕
暗殺美は致命的な一撃を受け、大変な状況になった。
さらにこれからもっと大変なことになりそうな感じだ。
商南「暗殺美!目ぇ開けんかい暗殺美ぃ!死んだらアカン死んだら!」
帝雅「無駄だ、心臓を貫いた。術符ごときで治せる傷では…むっ!?」
突如、まばゆい光が暗殺美を包んだ。
商南「なっ!?こ、これは…回復魔法…!? まさか…!」
賢二「テメェ、俺様の下僕に何してくれやがったぁああああああ!?」
まだ戻ってなかった賢二が現れた。
帝雅「キミは…そうか「賢者」か、面白い。」
賢二「「賢二」だよボケェ!「ゃ」なんてぇ〜クソ食らえだああああ「大・隕・石」!!」
賢二は〔大隕石〕を唱えた。
チュドーーーーーーーン!(墜落)
商南「ゲホッゴホッ、ヤリ過ぎやっちゅーねん!ウチまで潰れたら…って、隕石…?」


盗子「イッタタタァ〜〜〜!!」
商南「えぇっ!?」
賢二は直撃を食らった。

 

外伝(伍)