雑談

 

赤池「雨だな…。」
植田「ん?あぁ雨だな。梅雨を通り越してもう台風きてるらしいな。」
赤池「雨ってさ、ウザくね?どう頑張っても濡れちゃうじゃん。」
植田「あ〜まぁ傘さしてもどうしてもな。でもそれはしょうがなくないか?」
赤池「いや、理論上不可能じゃないはずだ。右へこう…そして左へ、こうっ!」
植田「そう避けるつもりで言ってたのか。その無茶な理論はどこからきた理論だ。」
赤池「雨なんてさ、いいことないじゃん?悪いことだらけじゃん?」
植田「悪いことだらけって…そんなことも無いだろ。」
赤池「すぐビショビショになるし。」
植田「それはお前が傘ささないからだろ。」
赤池「というわけで俺は、雨廃止運動を広めようと思うんだ。」
植田「廃止て。廃止を叫んだところでどうこうできるもんじゃないんだがな。」
赤池「やれやれ、お前はすぐ諦める。もっと前向きに行こうぜ。」
植田「お前こそちゃんと前を見ろよ。もっと現実を見ていこうぜ。」
赤池「雨にだってちゃんと言葉は通じるんだぜ?ホラ雨乞いってあったろ昔?」
植田「このハイテクの時代からそこまで遡ろうとするなよ。あれは迷信だろ。」
赤池「そんなことはない!だってここ最近の雨乞え率は、実に7割!」
植田「それは時期の問題だろ。都合のいい時期に統計をとるな。」
赤池「まぁ見てろよ、この俺が雨の野郎とキッチリ話をつけてやるからさ。」
植田「ん〜〜〜…OKわかった。じゃあどうやるのかを一応聞いてみようか。」
赤池「じっくり説得するよ。一粒一粒。」
植田「どれだけ時間をかける気だ。そしてどれだけの成果を見込んでるんだ。」
赤池「フッ、まぁ見ててくれよ。今回こそは絶対の自信があるんだ。」
植田「聞くだけ無駄な気もするが…一応聞こう。どうやるんだ?」


赤池「2ヶ月も話せば…」
植田「夏を待つな。」